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いろんな本やセミナーから論説を聞いていると、
以下の3つが備わっていればOK のようです。
(1) 絵と文が合っている
…お話の言っていることが絵に描いてある様子とまるっきり違っていては、聴いている方は困惑してしまいます。
文章は、絵の説明をしている必要があります
絵と文章が合っていない絵本は、映画やアニメを絵本にしたものに多く見られます。
アニメは基本的に動くものと想定して作っています。
それを絵本にすると、動いているものの中から1場面(1セルガ)を切り離して、それを挿絵にすることになります。
この動→静への変換の過程で、読んでいる内容とまったく違う絵が出てくることがあります。
これでは、絵を見て聞いている子どもは混乱してしまいます。
もともと本にするために描かれたものではないため、無理があるのです
映画やアニメは動画で楽しむ、
動画を絵本にしたものは、やめた方がよいでしょう。
(2) 読みやすいもの=文章にリズム感があるもの
…何回も読むたびに頻繁につっかえたり、抑揚がつけにくかったら、子どもは聞き苦しいし、読み手もイヤになってしまいます。
きちっと韻をふみ、まるで歌を聞いているようなリズム感が絵本には求められます。
(3) 読んでいて楽しい、感動できる!!
…これは、当然ですよね (^_^;)。
つまんない絵本が、読み継がれることはありません。
しかし、この3つの基準を知ったからといって、
実際にこの基準に合った絵本を選ぶのは、かなり絵本を見た経験がないと難しいです。
そこで、この3つの基準に合致した絵本を簡単に選ぶ方法をお教えしましょう。
ズバリ、
昔(30年前に)出版され、今も本屋に並んでいる絵本を選ぶ
何世代にもわたって子どもが面白いと感じるものが、急にある時期を境にしてつまらないと言われることはありえません。
ベーゴマ、メンコ、コマまわし、竹馬、凧あげ、すごろく、カルタ、けんだま・・・
今は時代遅れとされている遊びでも、昔、はやったものなら、勧めてみると、意外に昔の子どもと同じように興味を持って遊んでいる・・・そんな光景、あなたも目にしたことがあると思います。
これは、絵本でも同じです。
出版100 周年を迎えた絵本があるとします。
このような絵本は、今の子どもだけにウケているのではありません。
その子の親、祖父、曽祖父・・・と3〜5世代に至る長い期間の子どもたちが面白いと感じた絵本です。
時代が変わっても、このようなロングセラーは、
今後もずっと変わることなく売れ続け、読み継がれると思われます。
なぜなら、何人もの子どもが、何年も面白いと言っている絵本が、ある時期を境に、急に子どもたちがつまらないと言いだし読まれなくなることは考えにくいからです。
例えるなら、子どもは、絵が描かれる前の、無地の白いキャンパスみたいなものです。
大人は、生きた時代の流行、地域の伝統やしきたり、家庭環境、その人の人生経験や学習したことなどに影響を受けています。
たとえば、同じ年代でも、100 年前の明治時代の大人と、現代の大人とでは、好みや考え方の違いから、共有できないものが多いだろうと思います。
ところが、子どもは生きた年数が少ないので、それがあまりありません。
小さければ小さいほど、周囲の環境から受ける影響は少ない、だから、子どもの好みの傾向は、世代間による差は小さいのです。
新しい遊びや娯楽(テレビやゲームなど)の登場により、そちらに移ることはありますが、子どもの好みには、時代を通しても変わらない普遍性があります。
また、子どもの評価は、大人と違って直感的に下されます。
流行や見栄などには全くとらわれず、お話そのものから良し悪しを評価します。
「つまらない」「おもしろくない」という絵本は、すぐにバッサリ切り捨てます。
一方、面白いと思った絵本は、「読んで!読んで!」とその本がボロボロになっても、親に読んでくれるようせがんできます。
絵本を製造している出版社は、商売で絵本を作っています。
子どもがバッサリ切り捨てた絵本に未練はありません。
数年で製造中止です。
よって、数十年も後世に残る絵本は、子どもに評判がいい、何度も「読んで!」という絵本しかありえません。
だから、100 年前、30 年前、10 年前の子どもが面白いと認めたものは、今の子どもたちにも面白いだろうし、読まれていきます。
そして、10 年後、30 年後、100 年後の子どもたちにも、変わらず受け入れられると想像できます。
というわけで、子どもに読ませる絵本を何にしたらいいかお悩みの方、出版年が古い絵本を選んで買うことをオススメします。
目安として、出版されてから20 年、できれば30 年くらい経ったものを選ぶといいでしょう。
その絵本なら、その子の親の世代(=あなたの世代)にも出版されていて、どこかで読み聞かされている可能性が高いからです。
「あっ、このお話、私も知ってる」なんていう絵本なら、子どもにも読み聞かせやすいでしょう。
読んでいて楽しいはずです。
出版された年が古ければ古いほど良い絵本だ、これにはガッテンしていただけたでしょうか?
では、これから、はじめて絵本に関心を持ったあなたでも良い絵本を選べてしまう、簡単な方法を具体的にお教えします。
あなたが今手に取った絵本の裏表紙を見てください。
そこに 奥付 (書名・著者名・発行所・発行年月日・定価などを印刷した部分)
がありますよね?
発行年月日に注目してください。
何年に発行となっていますか?
その発行年と現在の年との差が、30 年以上あれば合格です。
手始めに、その絵本を子どもに読んであげましょう。
以上でこのレポートは終了です。
毎晩1冊を目標にしてやれば、4ヶ月で100 冊を超えます。
それだけ読めば、良い絵本の特徴が分かり、見極めるコツ分かってきます。
そうなったら、今度は、最近出版された新しい絵本にも挑戦するといいでしょう。
現代の絵本作家も、大した作品をたくさん発表しています。
昔の絵本にはなかった作風があり、30 年前の絵本とは違った味わいを楽しめます。
ぜひ、今晩から読み聞かせを始めてみてください。
⇒最終的な判断は読者様に委ねます。
ノウハウの実行は必ず自己責任でお願いします。
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